埼玉県は、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、大規模な繁華街のある地域に限り、酒類を提供する飲食店などに対し営業時間を午後10時までに短縮するよう要請する方向で調整に入った。複数の県関係者が30日、明らかにした。 関係者によると、さいたま市大宮区、川口市、越谷市を対象地域とし、要請の期間は12月7日から同17日までとする案が浮上している。要請に応じた店舗に対し協力金として22万円を支給することも検討している。30日に開催する県の専門家会議で意見を聴取した上で方針を決める。 大野元裕知事は時短要請には慎重な考えを示していたが、1日当たりの感染者発表数が100人を超える日が続いたことなどから、要請の検討に傾いたとみられる。大野知事は30日、県庁で記者団に「現時点では何も決まっていないが、(要請を)やるとしても、長期間で影響が大きくなるようなものは避けたい」と話した。
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