任期満了に伴う京都府八幡市長選は16日投開票され、無所属現職の堀口文昭氏(68)=自民、立民、国民、公明推薦=が、無所属新人で市民団体事務局長の井筒かおる氏(66)=共産推薦=を破り、3選を果たした。当日有権者数は5万8534人。投票率は過去最低の29・64%(前回41・20%)。
堀口氏は4政党の推薦を受けて組織戦を展開し、2期8年の市政運営の実績をアピール。「市民協働で健康なまちづくりを実現したい」とし、健康施策の推進や新名神高速道路の全線開通を生かした就労機会の拡充などを訴えて、幅広い支持を得た。
選挙事務所に当選の知らせが伝わると、堀口氏は集まった支持者らと満面の笑みでバンザイ三唱。「市民の皆さんにご支援いただいたことに感謝している。2期8年の総仕上げと令和の八幡の礎づくりをする3期目にしたい」と述べ、決意を新たにしていた。
井筒氏は、市民の声を聞くタウンミーティングを重視した市政運営の必要性を強調したが、及ばなかった。井筒氏は「私の力不足でこのような結果となり残念だ」と語った。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース