堂安律を支える尼崎のソウルフード 「試合ではライオン、店では…」

 「めざすはW杯優勝」

 「生まれ変わったら、アメリカ大統領になりたい」

 数々のビッグマウスと、強烈なシュートで知られる、サッカー日本代表FWの堂安律選手(24)。

 「試合ではライオン、お店では子ネコみたいなもんやね」

 兵庫県尼崎市のてっちゃん鍋「やすもり」を営む西原龍雄さん(55)は言う。

堂安選手は「尼崎の心そのものやね」

 堂安さんが小学生の頃から通っている、1973年創業の老舗だ。阪神尼崎駅近くのガード下にあり、「コ」の字カウンターに円盤鍋が並ぶ。

 堂安選手は幼少の頃は体が小さく、両親や年上の兄弟らのかげに隠れ、目立つ存在ではなかったという。

 一方で、小学生のときにセレッソ大阪ユースの入団試験に落ちたときは、黙々と近くの広場で練習していた負けん気の強さも持っていたという。

 プロになってからも、海外に移籍した後もオフ初日に、必ずやって来る。

 常連客の写真撮影に気さくに…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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