東海テレビ
降り続く雨により岐阜県を中心に、土砂崩れや川の氾濫などの被害が起きています。 下呂市を流れる飛騨川。雨が流れ込み、氾濫危険水位である5.4mを超える水量に。東海地方の雨は夜になっても勢いが収まることなく、未明から朝にかけて降り続けました。 通行止めになった下呂市の国道41号線では、アンダーパスが浸水。警察と消防によって、立ち往生していた軽トラックが撤去されました。 また、国道41号の別の場所では大きな木ごと土砂が崩れて、道路と手前の歩道も完全に塞いでいました。 夜が明け、次第に明らかになってきた大雨の脅威。岐阜市長良川の情報カメラの映像を見てみると、増水での河川敷が濁流に飲み込まれたのがわかります。高山市では土砂が住宅に流入する被害もありました。 被害にあった住人の男性:
「まさかここまでくると思わなかった。警戒はしていたけど。どうしようもないね、命が助かっただけいいと思わないと」 気象庁は高山市、下呂市、中津川市、恵那市、飛騨市、郡上市に大雨特別警報を発表。「これまでに経験したことがない大雨になっている」として土砂災害や川の氾濫に最大級の警戒を呼びかけています。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース