消費税の10%引き上げを控えた30日、松坂屋上野店(東京都台東区上野)では、「軽減税率」制度の対象外となる酒類を求める買い物客らでごった返した。店内では増税スタートを控えて価格表示の張り替え作業の準備なども行われていた。
同店では、品質や味に問題がないが規格外や賞味期限が近い商品を中心に集めた毎年恒例のセールを開催中。酒類を扱うコーナーは前年より売り場面積を約1・5倍にしたところ、売り上げも前年比約1・5倍の伸びになっているという。
買い物に来ていた東京都文京区の主婦、江口恵子さん(74)は「今日中に買っておいた方がよい物があるかなと思ってきた」といい、「軽減税率はどれが8%で10%なのかややこしい」と困惑気味。
9カ月の息子を連れた東京都墨田区の女性会社員(32)は、「このセールではみりんを買おうと思う。増税に向けてはこれまでにオムツや洗剤、トイレットペーパーを買いだめした」と話した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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