墨田区・墨東病院で複数の感染者を確認 これまでに入院患者3人と委託職員1人 新型コロナウイルス(AbemaTIMES)

 東京都は14日、感染症指定医療機関の墨田区・都立墨東病院において、新型コロナウイルスの感染者が複数確認されたと発表した。

 感染者が確認されたのは病院内の循環器系疾患を中心に受け入れる一般病棟で、これまでに陽性が判明しているのは患者3人と委託職員1人の計4人。きょう陽性が判明したのは患者2人で、1人は4月初旬に同病院を退院後、中旬に呼吸困難で再入院し、現在は重症。もう1人は4月初旬に入院後、入院中に発熱とCTで肺炎像が確認され、現在は中等症だという。この2人と14日以内に接触した職員は42人で、うち3人が発熱症状(1人は解熱)を訴えているという。

 また、残りの2人は9日に感染が判明し、患者1人は3月下旬に退院したものの、4月初旬に発熱して感染症の専用病棟に再入院。当該病棟で業務に従事していた委託職員1人は、4月初旬に発熱があったということだ。この2人は発症後の濃厚接触などの接点はみられず、現時点で感染ルートは不明だという。

 これを受けて、きょう感染が判明した2人は感染症の専用病棟に入院。病院は感染が発生した病棟の患者に説明を行い、健康観察を継続するという。また、2人と接触があった職員42人はPCR検査を実施し、接触日から14日間の自宅待機。感染が発生した病棟への新規入院と他病棟からの転院は9日から制限し、外来や当該病棟以外への入院については、きょう陽性判明の患者2人が外来及び他病棟の患者、職員との接触がないことから通常通り診療を継続するとした。

 なお、院内感染の可能性については、「ひとつの病棟から出ているということで疑いは当然出ると思うが、感染経路が明確ではないので、現時点で院内感染の判断には至っていない。可能性はあると思う」としている。
(ANNニュース)



Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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