西堀岳路
水族館での展示飼育日数で世界最長記録を更新中だったバショウカジキ(体長約1・2メートル)が19日朝、水槽の底に沈んで死んでいるのが見つかった。9月27日の飼育開始から84日目だった。
この1匹を飼育展示していた福島県いわき市の環境水族館「アクアマリンふくしま」が発表した。
バショウカジキはひれや体表が網などで傷つきやすい半面、泳ぐスピードが最速100キロくらいにもなる。体も大きく、水槽内での飼育が困難な魚のひとつとされる。
世界的にも飼育している水族館は少ないといい、これまでの飼育日数の世界記録は、同館が2009年に樹立した75日間だった。
同館でバショウカジキを飼育展示するのは3回目だが、過去2回の死因は高速で水槽内壁に激突し、頭の骨が折れたことだった。
今回のバショウカジキも飼育…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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