2019年まで毎年夏に催され、コロナ禍の20、21年は中止となった秋田市の夏の風物詩「秋田竿燈(かんとう)まつり」について、主催者の実行委員会(会長=穂積志市長)は、今年は3年ぶりの開催を目指して準備を進めている。観客の密集を避けるため、沿道の有料観覧席を約2割減らすことなどを検討中だ。開催の可否は4月下旬に判断する。
24日、実行委の役員会が開かれ、感染症対策の強化を盛り込んだ事業計画案を来月の総会で議論する方針が決まった。
役員会の後、取材に応じた穂積市長は、新型コロナウイルスの感染状況が開催の判断に与える影響について「県独自の感染警戒レベルが(5段階中の)『4』なら中止。『3』以下なら実施の方向で準備したい」と話した。
現時点での案によると、今年のまつりの会期は、竿燈大通りを会場とする夜本番が8月3~6日、エリアなかいちにぎわい広場での妙技会が同4~6日。恒例の市民パレードは中止するが、竿燈の本数は例年通り280本前後を維持する。
感染症対策では、演技者と観…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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