金居達朗
本格的な寒さを迎え、湯たんぽの製造がピークを迎えている。兵庫県姫路市のアウトドア用品メーカー尾上製作所では、従業員らがプレス加工したトタンを湯たんぽの形に仕上げていた。
同社は1948年創業の老舗企業。トタン製バケツで知られるが、アウトドア用品メーカーとしても歴史が長い。新型コロナウイルスの影響で、密を避けるレジャーとしてアウトドア人気が高まる中、同社でもトタン製の湯たんぽの売り上げが昨年比で数十倍に増加したという。
布団や寝袋を暖める用途の他、冬のたき火中に抱きかかえる使い方もおすすめだという。同社の名城嗣明社長(40)は、「低温やけどに注意しながら、キャンプやおうち時間を楽しんでもらえれば」と話していた。(金居達朗)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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