今夜からあす19日(日)明け方にかけて、東北地方の太平洋側を中心に大雨や暴風のピークとなる見込み。東北地方太平洋側ではあす朝にかけて大雨や暴風に、夕方頃にかけて高波に警戒が必要だ。またあす19日(日)は西から新たな低気圧が近づく見通しで、西日本は早くも天気が下り坂となりそうだ。
発達した雨雲は東日本から東北へ
低気圧や前線の影響で、東日本太平洋側では局地的に活発な雨雲が発生している所がある。きょう18日(土)午後1時現在で、埼玉県所沢の12時間降水量は120.5ミリと4月としては観測史上1位を更新。
東京では午後1時までの12時間の降水量が72.0ミリで、今月降った総雨量が240ミリを超えた。これは平年の東京の4月の総雨量の約2倍となる。
この低気圧に伴う発達した雨雲はこのあと、東北地方へ移る見込み。今夜からあす朝にかけて東北地方の太平洋側中心に雨風が強まりそうだ。局地的には1時間に30ミリの激しい雨が降り、瞬間的には30メートルの非常に強い風が吹く見込み。
あすにかけて大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水・氾濫、暴風・高波に警戒が必要で外出がとても危険な状況が予想される。
あす(日)新たな低気圧発生 西日本で再び雨風強まる
あす19(日)朝には東シナ海の前線上に新たに低気圧が発生する見通し。この低気圧が近づく影響で、朝のうちは晴れている西日本で次第に雲が広がりそうだ。
午後は九州や中国・四国で雨が降り出し風も強まる予想で、夜には本降りとなる所が多くなりそうだ。急な強い雨や落雷・竜巻などの突風・ひょうにも注意したい。(気象予報士・寺本卓也)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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