外国ルーツの子、「母語」を「文化」を学んで 大学が支援を仲介

 大阪大学は今春、外国にルーツを持つ子どもたちの学びを支える「複言語・複文化共存社会研究センター(阪大ふくふくセンター)」を大阪府箕面市の箕面キャンパス内に開いた。支援が必要な子どもがいる学校と、支える側の同大の学生らをつなぐ窓口としての役割を担う。

 センターでは、外国にルーツを持つ子どもたちが、それぞれの言語や文化などを学ぶ「母語教室」の支援に力を入れる。

 依頼があった教育委員会や自治体、学校に、「メディエーター(仲介者)」と名付けた学生や教職員、卒業生らを紹介・派遣する。メディエーターの学生向けに、月に一度のペースで学習会を開き、教える側の悩みや不安の解消をはかる。

 学生や卒業生らを対象に、5…

この記事は有料記事です。残り810文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment