鳥取市の深沢義彦市長が今月10日、鳥取県で初となる新型コロナウイルス感染者が確認された際、感染者の60代男性が3月下旬に、米国やイタリアなど海外から市が招いた砂像作家を連れ、飲食店を案内していた事実を公表しないよう県に要請したことが16日、分かった。平井伸治知事が記者会見で明らかにした。
平井知事や県によると、10日の記者会見で発表する内容を調整した際、市担当者は「男性が飲食店に行ったことだけを公表するべきだ」と深沢市長の考えを県に伝達。平井知事は深沢市長に電話し「飲食店への風評被害を生みかねず、外国人と接触していたことは言わざるを得ない」と説得した。
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