村上友里
裁判などの審査がないうえ収容期限を告げられないまま、出入国在留管理庁の施設に長期収容されたのは国際人権規約に違反するなどとして、難民申請中の男性2人が13日、計約3千万円の損害賠償を国に求める訴えを東京地裁に起こした。
計約5年間収容された原告のトルコ国籍のデニズさん(42)はこの日の会見で「施設での精神的暴行は国連のルールを無視している」と話した。入管庁は「適切に対応したい」とコメントした。
原告2人の収容については、国連の作業部会が2020年に「恣意(しい)的拘禁」を禁じる同規約に反すると指摘。同庁は「事実誤認」と反論している。(村上友里)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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