日本の外国人政策の歴史や実態をたどったドキュメンタリー映画「ワタシタチハニンゲンダ!」(1時間54分)が19~25日、東京都武蔵野市のアップリンク吉祥寺で公開される。入管施設に長期収容されたり、技能実習生として労働者の権利が制限されたりした外国人たちが口々に「私たちは動物ではない。人間だ」と訴えた言葉を、タイトルにとった。
監督は大阪在住の在日朝鮮人2世、高賛侑(コチャニュウ)さん(75)。高校無償化制度から朝鮮学校が除外された経緯を2019年、映画「アイたちの学校」にまとめた。
外国人の人権問題の取材を始めた昨年2月、社会の関心は低かった。しかし翌3月、名古屋の入管施設でスリランカ人ウィシュマ・サンダマリさんが死亡すると急速に注目度が高まった。
今作では、戦後日本で在日韓…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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