中国・韓国産のアサリを「熊本産」と偽り販売したとして、福岡市は9日、市内の2業者に対し、食品表示法に基づく表示の是正などを指示したと発表した。偽った量は昨年末までの1年8カ月の間、2業者で計6429トンに及ぶという。
市食品安全推進課によると、業者は西区の「ウエスギ」(上杉哲也代表)と、中央区の「魚聖」(田原一成代表)。ウエスギは2020年4月~21年8月に5204トン、魚聖は21年8月~同年12月に1225トン、輸入業者から仕入れた中国産または韓国産のアサリを、「熊本産」または「熊本県産」と偽り、中間流通業者に販売していた。2業者は知り合いで、ウエスギの後に魚聖が引き継いで続けていたという。
市の調査に、業者側は「知り…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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