外干し出来ない梅雨でもタオルが臭くならない洗濯方法(ウェザーニュース)

梅雨らしい日々が続く中でも、出来るだけ清潔な状態で使いたい「バスタオル」ですが、普段の洗濯はどうしていますか?
2019年に行った調査では、使うたびにバスタオルを洗濯しているのはおよそ6割に留まっているという結果がでています。 毎日は洗わないという方の気持ちとしては、お風呂でからだをキレイに洗ったあとなので、バスタオルに汚れはつかないはず、と思っている方が多いかもしれません。 では、二日間使ったタオルはどうなっているのか、LIONお洗濯マイスター大貫和泉さんに、詳しく伺いました。

見た目はキレイでも油断禁物

「実は、洗い立てのバスタオルで、洗ったばかりのからだをふいても、上の実験のように中央付近が汚れていることがわかります。
見た目はキレイなままなのですが、バスタオルにはからだや顔、髪の毛をふく時に、お風呂上りにかいた汗や、わずかに残った汚れがついてしまいます。 バスタオルは中央付近を使うことが多いので、必然的に中央付近が汚れやすく、汚れが残ります。」(大貫さん)
汗や皮脂汚れなどと反応する特殊な試薬で染めてみると、中央部分に汚れが集中しているのがわかりますね。 ただ、使うたびに洗ってさえいれば、清潔な状態を保つことが出来るかというと、必ずしもそうではありません。
そこで、バスタオルの正しい洗い方を教えて頂きました。

バスタオルの適切な洗い方

1)バスタオルは洗濯機の一番下に
縦型洗濯機は、パルセーター(回転板)に近い位置のほうが機械力が高くなるため、洗浄力も底のほうが高くなります。ですので、中央付近の汚れが落ちにくいバスタオルは、この機械力を効果的に使うため、洗濯機の一番下に入れましょう。
この時、バスタオルは広げて入れることが重要です。中央をしっかり洗浄するために、バスタオルが丸まったり折り曲がったりしないように、一番下に広げて敷くようなイメージです。バスタオルが何枚かある場合も、一番下に広げて重ねます。ドラム式洗濯機の場合も、同じように一番下に広げて入れてください。 2)洗濯機容量の7~8割程度に
洗濯機の中に洗濯物を詰めれば詰めるほど、衣類の攪拌効率が悪くなり、洗浄力は低下するので、洗濯機の容量の7割程度に抑えます。そうすることで、しっかり汚れが落ちるだけの機械力を確保できます。 3)洗濯が終わったら、なるべく早く取り出して干す
洗濯終了後に洗濯物を取り出さずにそのまま放置しておくと、菌が増殖してしまいます。洗濯が終わったら、できるだけ早く洗濯物を取り出して、すぐに干しましょう。 4)早く乾かすため、干し方に工夫する

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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