高橋淳
東京都調布市で市道が陥没し、工事が中断している東京外郭環状道路(外環道)について、東日本高速道路(NEXCO東日本)は23日、練馬区内で、再発防止策に関する沿線住民向けの説明会を開いた。同社は、陥没地点とは反対側の大泉側本線などについて工事を順次再開する方向だが、時期は未定という。
午後4時からの説明会には住民約15人が参加。同社側は陥没の原因について掘削マシンへの土砂の取り込み方に問題があったなどと説明した。今後は取り込み量の管理を厳しくし、振動・騒音対策についても積極的に情報公開するなどと理解を求めた。住民からは「コロナ禍で参加者も少なく、これで納得は得られない」などの意見が出た。(高橋淳)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル