大雪に見舞われた北海道では23日から24日未明にかけて、札幌市とその周辺の交通網が大きく乱れて、新千歳空港では大勢の利用客が足止めされた。24日午前1時現在、数千人が空港ビルやJRの駅にとどまっている。JR北海道は深夜も除雪を進め、午前3時、札幌駅行きの臨時列車の運行を始めた。乗客数をみながら7本をめどに運行する。
滑走路の除雪が追いつかず22日は全便が欠航していた新千歳空港では、夜通し除雪作業が続けられ、23日朝から滑走路の使用を再開した。北海道エアポートによると、23日は予定されていた新千歳空港着の145便のうち109便が着陸した。
一方、JR北は23日午後7時45分までに、札幌駅発着の列車を中心に、計850本の運休を決めた。当初、千歳線の札幌―新千歳空港間は23日午後の運転再開を目指していたが、除雪が追いつかず、夜になっても再開できなかった。深夜も除雪を進めたが、23日中の運行再開は断念。除雪が終わり次第、空港発の臨時列車の運行をめざしていた。
北海道エアポートは、足止め…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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