長引くコロナ禍の影響で子どもたちの運動不足が懸念されるなか、「外遊び」に注目が集まっている。公園で新しい取り組みを始めた自治体が出てきたほか、子どもたちがより自由に遊べる環境作りも広がりつつある。
「じゃあ、行くよー!」
2月下旬の平日午後。東京都江戸川区の本一色児童遊園に、元気な子どもたちの声が響いた。普段の公園と違うのは、そこにビブスを着た大人が一緒に遊んでいること。子どもたちに遊びを教える「プレーリーダー」として区の委託を受けたスポーツトレーナーの斎藤俊祐さん(32)だ。
この日は、午後3時半ごろから斎藤さんが公園にいた子どもたちに声をかけ、一緒に大縄跳びを始めた。最初は小学校低学年の児童6人ほどだったが、次第に参加する児童が増加。だるまさんが転んだを始めた頃には、高学年の子を含め、10人以上が参加した。
輪に加わった小学3年の女子…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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