大企業にも「週休3日」の波 会社にとってのメリットも

 土日に加えてもう1日休みがある「週休3日」の働き方が、じわりと広がっている。平成で定着した「週休2日」は、令和で「3日」に変わるのか。

 東京都内のオフィスに無人のコンビニエンスストアを設置しているベンチャー企業「600(ろっぴゃく)」は、土日だけでなく、水曜日も休みにしている。一昨年の創業時、妻のつわりがひどかった久保渓代表(34)が、家庭と仕事のバランスをとるために勤務を週4日にした。「週の真ん中が休みになることでメリハリがきく」と言う。従業員は20人ほど。求人を出すと、仕事とプライベートの両立を重視する若い世代の応募が殺到する。

 久保さんは仕事の優先順位付けを徹底させ、従業員は「月火は営業、木金は開発」など2日単位でやるべき業務を設定し、集中してこなす。午後6時過ぎには、大半の従業員は退社している。

 フルタイムの労働者を対象にし…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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