3日は全国的に秋晴れが広がり、各地で気温が上昇した。気象庁によると、九州を中心に150地点で真夏日を観測。大分県日田市では35・7度を記録し、九州で10月としては初めてとなる猛暑日を記録した。
福岡管区気象台によると、発達した高気圧が西日本を覆って晴天が広がり、南からの暖かい空気で、10月ではまれなほど気温が上がったという。
日田市のほか熊本県菊池市が34・2度、福岡県太宰府市が33・3度と、いずれも10月の1位を更新した。福岡市と佐賀市は32・8度だった。今後1週間ほど、最高気温が30度を超える日が続くという。
福岡県太宰府市ではこの日、「令和」ゆかりの坂本八幡宮近くで、「梅花の宴」のモニュメントの除幕式があった。
つくし青年会議所が創立50周年を記念して企画したアート事業の一環で、長袖スーツを着た関係者たちが参加。10月とは思えぬ強烈な日差しが照りつけるなか、直前まで日陰に身を寄せたり、ハンカチでしきりに顔を拭いたり、アイスを食べて暑さをしのいだりしていた。(高木智子、渡辺純子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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