大分県と大分市は6日、県内で新たに10代から90代までの男女19人が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。1日の感染確認者数では、これまでの18人を上回り過去最多。また、病床利用率(5日の発表分まで)は22・8%、直近1週間の経路不明者の割合(6日午後4時現在)は40・2%で、いずれも過去最高となった。
感染者累計は397人。
6日に発表された感染者を地域別にみると、大分市8人、別府市が6人、日出町3人、由布市、豊後大野市が各1人。大分市消防局の40代の男性消防士や、由布市の10代の男性自衛官の感染が確認された。
大分市によると、消防士は中央消防署南大分分署で勤務している。3日に同分署の消毒は終わらせており、業務に支障はないという。県によると、自衛官は駐屯地内で集団生活を送っており、濃厚接触者については現在、調査しているという。
19人のうち、感染経路が分からないのは9人。ここ1週間の感染者117人のうち感染経路が分からないのは計47人で、経路不明者割合は40・2%。会見した県感染症対策課の藤内修二課長は、「感染経路不明でも、飲食を伴う会食での感染が疑われるケースもある。大半の感染者が無症状で、会食する際は、メンバーの誰かが感染しているかもしれない、と考えて会食してもらいたい」と指摘。その上で、対策として「マスクをこまめに外したり、付けたりしながら、会食してもらいたい」と語った。
一方、6日の発表では感染経路…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル