大分市は6日、JR大分駅前で市が運用する新型コロナウイルスの抗原検査センターの利用対象を7日から「市内の店舗の利用者や従業員など」に拡充すると発表した。実質的に市内外の誰もが検査を無料で受けられるようになる。
これまでは「県外との往来があった人」が対象だったが、確認される感染経路不明者数が高止まりするなか、無症状段階で感染者を把握し、感染拡大を食い止めるのがねらい。商業振興の予算を使うため、店舗利用者はレシートを、従業員は社員証を示せば、市外在住者も検査を受けられる。
抗原検査センターは、大型連休で来県する観光客や帰省客などからの感染拡大を防ごうと、4月29日に開設された。抗原検査で陽性だった人をPCR検査につなぐ仕組みで、今月5日までの1週間で5081人が利用して5人の陽性者発見につながっている。
佐藤樹一郎市長は「これまで…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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