大地震の被災地を支援 商店街あげての募金や、チャリティー日本酒も

 トルコ・シリア大地震は20日で発生から2週間。死者は16日時点で計4万2千人を超えたと伝えられる。被災した人々を支援しようと、東海地方でも募金など草の根の動きが広がっている。

 名古屋市東区のトルコ料理店「タクシム」。レジ横に募金箱が置かれ、来店した客に支援を呼びかけている。店としても2月末までの売り上げの10%を現地への募金にあてるという。

 店主のエキンジ・エリカンさん(38)はトルコ北部のトカット出身。家族や友人は無事だったが、友人の家族が亡くなったという情報や、行方不明のままだという知らせを受けた。

「今はお祈りするしか…」

 おいからは、友人が倒壊した家から助け出される瞬間の映像が届いた。その男性は一命をとりとめたものの、腕を切断したという。「つらいですね。今はお祈りすることと、お金で助けることしかできない」。集まったお金は在名古屋トルコ総領事館を通して現地に送るという。

今回の震源地に近いトルコ南部出身の料理店長も義援金を募っています。東日本大震災の被災地からも、「一番辛い時期に多大な支援をしてくれたトルコの方々に今こそ恩返しがしたい」という声が上がっています。

 中区の大須商店街でも飲食店などの各店舗が募金箱を置く。商店街連盟が呼びかけて2月末まで続けるという。青年部長の樋口大樹さん(48)は「大須にはトルコ料理店も多く、仲間を助ける気持ちで始めました」という。

 「メガケバブ大須1号店」の…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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