大型の台風17号 沖縄接近 21日(土)は西日本で雨強まる(ウェザーニュース)

 今日20日(金)22時の推定で、大型の台風17号は宮古島の東南東にあり、北北西に進んでいます。台風が近づいている沖縄や奄美は徐々に風が強まっていて、21時30分までに観測された最大瞬間風速は沖縄本島の糸数で29.2m/s、与那国島で28.9m/sなど看板やトタン板が外れるレベルの強風になっています。

▼台風17号 9月20日(金)22時推定
 存在地域   宮古島の東南東約220km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   //
 移動     北北西 15km/h
 中心気圧   980 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s

沖縄本島に明日最接近、45m/sの暴風のおそれ

 明日21日(土)は、台風が暴風域を伴って南西諸島に最接近する見込みです。
 中心付近より中心の東側で風が強く吹く恐れがあり、沖縄本島も朝から暴風が吹き荒れます。沖縄や奄美では瞬間的には45m/sに迫る風が予想され、屋外での行動は極めて危険なレベルです。
 大雨や暴風、高波に厳重に警戒し、台風が遠ざかるまで不要不急の外出はお控えください。

西日本では台風接近前から雨風強まる

 三連休中は西日本から北日本で雨が降り、強い風も広い範囲で吹き荒れます。

 西日本はすでに断続的に雨が降っていて、22日(日)から23日(月)にかけて大雨となるおそれがあります。台風の進路に近い九州北部では多いところで400mm前後の雨量が予想され、大雨による災害に警戒が必要です。また、台風の進路から離れている西日本の太平洋側でも、南から吹き込む湿った空気の影響で、雨量が200mmを超えるおそれがあります。
 低い土地の浸水や河川増水、土砂災害の発生などに十分警戒をしてください。

 また、台風の強風域が広いことから、広範囲で強風に対して注意が必要です。
 中でも台風の進路に近い九州や本州の日本海側は30m/sを超える暴風となるおそれがあるので、飛ばされやすい物を片付けたり、家の窓を補強するなど、早めに暴風への対策も行ってください。

 関東も沿岸部を中心に平均で10m/sを超える風が吹き、9日に台風15号が直撃した千葉県ではブルーシートやがれきが飛散するリスクが高くなります。


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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