7月19日(金)21時現在、大型の台風5号(ダナス)は東シナ海を北上しています。九州の大部分が、風速15m/s以上の強風域に入っています。台風は今後も勢力を維持して黄海を北上し、朝鮮半島に上陸して衰弱する見込みです。
▼台風5号 7月19日(金)21時現在
存在地域 東シナ海
大きさ階級 大型
強さ階級 //
移動 北 25 km/h
中心気圧 985 hPa
最大風速 23 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
台風中心よりも東側に活発な雨雲
衛星画像や雨雲レーダーを見ると、台風の中心付近よりも東側に活発な積乱雲が連なっていることがわかります。これはアウターバンドと呼ばれる雲で、大部分は東シナ海の海上にあるものの、一部が長崎県の五島列島や韓国の南部にかかっています。
韓国の南部では強い雨が降り続いていて、既に総雨量が300mmを超えている所がある模様です。
五島列島では、20日(土)いっぱい断続的な激しい雨に警戒が必要です。
台風から離れた場所でも大雨に警戒
台風の中心から離れた西日本では、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、高知県や宮崎県で局地的に激しい雨が降っている所があります。
台風の北上に伴い、九州の東シナ海側や北部などにも湿った空気が流れ込みやすくなり、激しい雨が降るおそれがあります。
21日(日)にかけて、多い所では総雨量が400mmから500mmの大雨となるおそれもあるため、低地の浸水や河川の増水、地盤が緩むことによる土砂災害等に注意・警戒してください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風5号のダナス(Danas)は、フィリピンが提案した名称で、「経験すること」という意味です。
ウェザーニュース
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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