大型台風10号　強い勢力で14日(水)ごろ西日本接近へ（ウェザーマップ）

　大型で強い台風10号の影響で、小笠原諸島では11日（日）昼過ぎから12日（月）にかけて猛烈なしけとなり、非常に強い風が吹く見込みだ。高波に厳重に警戒するとともに、強風にも注意が必要だ。
　12日（月）以降は東日本と西日本の太平洋側や南西諸島でも、うねりを伴った大しけとなる見込みで、14日（水）ごろには西日本の太平洋側に強い勢力で接近するおそれがある。

　大型で強い台風10号は、10日（土）午後3時には小笠原近海にあって、ゆっくりした速さで北西へ進んでいる。台風は11日にかけて小笠原近海をゆっくり北西へ進み、その後、日本の南を北西ないし北へ進んで、14日ごろには西日本の太平洋側に強い勢力で接近するおそれがある。

強風・高波

　小笠原諸島の海上では、台風の影響で強い風が吹き、うねりを伴い大しけとなっていて、11日昼過ぎから12日にかけて、海上では非常に強い風が吹き、うねりを伴った猛烈なしけとなる見込み。
　
　11日にかけて予想される最大瞬間風速は、
　　小笠原諸島　30メートル
　11日にかけて予想される波の高さは、
　　小笠原諸島　9メートル

　小笠原諸島では高波に厳重に警戒するとともに、強風に注意が必要ある。また、12日からは東日本と西日本の太平洋側や南西諸島でも、うねりを伴った大しけとなる見込み。

大雨

　小笠原諸島では台風周辺の発達した雨雲がかかり、11日朝から11日昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。

　11日午後6時までの24時間に予想される雨量は、
　　小笠原諸島　　80ミリ

　土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。