板倉大地
福岡市のJR博多駅は6日、大型連休を故郷や行楽地などで過ごした人たちのUターンラッシュで混雑した。
博多駅のホームでは、関東や関西などへ帰る人たちや、見送る家族らの姿がみられた。福岡市内の夫の実家へ帰省した橋本京子さん(42)は、昨年は新型コロナ対策のため名古屋市の自宅から車で帰省し、外出も控えていたが、今年は行楽を楽しんだという。長男の遥人さん(8)は「ハウステンボスに行けて楽しかった」と笑顔だった。
長男家族を見送った福岡県福津市の桜井妙子さん(62)は「去年はコロナで外出できなかったけれど、今年は(帰省した)孫2人をたくさん遊びに連れて行けた」と話した。
JR西日本によると、山陽新幹線上りの指定席の予約状況(4月28日~5月7日)は前年の3割増で、コロナ禍前の2018年とほぼ同水準に。ピークとなった6日の自由席乗車率は、午後1時15分博多発のぞみ32号で110%となった。(板倉大地)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル