15日に始まった大学入学共通テストでは、全国の会場のうち6会場で、地理歴史・公民の試験開始時間が繰り下げられた。大学入試センターが同日発表した。
繰り下げは、いずれも交通機関の遅延によるもの。北海道では、札幌市の北海道科学大の会場(受験予定の志願者650人)で、試験開始が1時間繰り下げられた。雪の影響により鉄道のダイヤが乱れたため。江別市の札幌学院大の会場では、到着が遅れた2人が、2時間繰り下げて別室で受験した。山形、福島、広島各県の計4会場でも20~67分の繰り下げがあった。
受験生ら3人が刺される事件が起きた東大本郷試験場(東京都文京区)では予定通り試験が実施された。(鎌田悠)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル