大阪府は6日、大学受験生と40代、50代向けに、新型コロナウイルスワクチン接種会場を新たに2カ所設けると発表した。使用するのはモデルナ社製ワクチンで、計2万2千人の利用を想定する。期間は今月29日から11月21日まで。
接種会場は、大阪府庁新別館(大阪市中央区)と大同生命大阪本社ビル(同市西区)に設ける。2万2千人のうち、8千人分を高校3年生以上の受験生を対象とし、新別館の会場で週末の土日に接種する。また、希望する高齢者へのワクチン接種を終えたことから、次に重症化リスクが高い40代、50代を対象にする。
吉村洋文知事は、受験生を含めた理由について、「受験とコロナの流行が重なったら勉強どころではない。自分の力を十分発揮してもらいたいと思い、受験生枠を設置した」と説明した。(寺尾佳恵)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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