大学院時代の先輩に当たる男性に熱湯をかけて重傷を負わせたとして、警視庁は4日、会社員の男(33)=東京都墨田区=を傷害容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。同庁は2人の間に金銭トラブルがあったとみている。
捜査関係者によると、男は8月27日午前4時~午後2時ごろ、東京都港区新橋6丁目のホテルで、部屋に備え付けられた電子ケトルの熱湯を複数回にわたって知人男性にかけ、大やけどを負わせた疑いがある。男性はホテルを出た後の翌28日午前2時ごろ、JR川崎駅(川崎市)周辺で倒れているのを警備員に発見され、病院に運ばれていた。
男は被害男性の大学院時代の1学年後輩で、今年5月ごろから男性が抱えていたとされる借金でのトラブルがあり、事件当日は現場となったホテルに男性を呼び出して金銭を要求していたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル