大学1年の冬からずっとコロナ下 就活生は何に悩む

 政府が要請する就職活動ルールでの選考活動が1日、「解禁」された。2023年春に卒業予定の大学生らの多くは大学1年の冬ごろから新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインでの授業や課外活動の制限が余儀なくされた。慣れない対面の面接、数少ない情報交換の場、「ガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)」とよばれる質問にどう答えたらいいのか――。この日、大阪市内の就活イベントに参加した学生に、「悩み」を聞いた。

 「距離をとっているので、マスクをはずしてもらえませんか」。大阪府内の大学4年生の女性(21)は初めて受けた対面の面接で、面接担当者からそう求められ、どきっとした。

 マスクなしで人前に出たことがなく、はずすのがなんだか恥ずかしい。その後のやりとりに集中できなかった。「対面の面接は難しい」

 大学で友達と就活の進み具合…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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