暖湿気流と上空の寒気の影響で、西日本から東日本にかけて大気が不安定となっており、四国・近畿・東海地方などを中心に局地的に激しい雨や雷雨となっています。
京都府や香川県など局地的にどしゃ降りの雨
前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と、上空の寒気の影響で、西日本から東日本にかけて大気が不安定となり、山沿いだけでなく平地でも局地的にどしゃ降りの雨となっています。
京都府福知山市で午後1時20分までの1時間に27.0ミリ、香川県高松空港でも、午後1時50分までの1時間に27.5ミリの激しい雨を観測しました。
また、気象レーダーでは、大阪市や名古屋市周辺などでも、強い雨雲のエコーが観測されています。
この後も雨雲・雷雲に注意
こちらは、大阪市内からみた空です。上空は晴れていますが、その先に真っ黒な雨雲が見られます。
このように、局地的に雨雲が発生しているため、今は雨が降っていない地域でも、急に雨雲や雷雲が発達して激しい雨を降らせるおそれがあります。
この後も大気が不安定な状態が続くため、西日本から東日本にかけて、雨雲や雷雲が発達しやすい状態が続くでしょう。最新の気象情報やレーダーなどを確認するようにしてください。
日本気象協会 本社 日直主任
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