大津市の交差点で車が保育園児らの列に突っ込んで16人が死傷した事故で、左大腿骨骨折などの重傷を負った土井鈴菜ちゃん(3)の母親(36)が14日、被害者弁護団を通じて共同通信などに手記を寄せた。入院生活が続き、心の傷を負った鈴菜ちゃんの姿に「胸が締め付けられる思い」と心情をつづった。
手記によると母親が病院に駆け付け、救急救命室に走り込んだ際、鈴菜ちゃんは「ママー!」と大泣きしていた。母親は手を握って泣き崩れた。「泣いている私に『ママ大丈夫よ』と頭をなでてくれた娘の優しさは忘れられない」と話した。
「ハンドルを握ることに自覚と責任を持ってほしい」と訴えた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース