大津市役所、移転先は大津駅前か運動公園か 大地震で倒壊の恐れ指摘

 大津市の新庁舎が建つのは、現在地に近い皇子山総合運動公園か、それともJR大津駅前か。老朽化した現庁舎は耐震性能が不足し、市が移転先の検討を進めている。今年度末をめどに候補地を絞り込み、2024年度中に整備に向けた基本計画を作る方針だ。

 市庁舎は、皇子山総合運動公園(御陵町)の西側にある。本館が1967年、別館が71年、新館は89年に完成した。巨大なひさしやそれを支える円柱、グレーの外観が特徴的だ。

 各課の窓口は本館、別館、新館に分散している。初めて来庁した人にとっては迷路のようだ。

「地震が起きたら、床が抜けるかも」

 記者室は本館2階にある。記…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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