大谷翔平選手が故郷の「松」にサイン 名古屋城で来月14日から展示

山下寛久

 名古屋市は、ワールド・ベースボール・クラシックWBC)で活躍中の大谷翔平選手(エンゼルス)のサイン入りの松の切り株を4月14日から名古屋城で展示すると発表した。松は同市が進める名古屋城の天守木造化で「はり」として使う予定。松が大谷選手の出身地の岩手県奥州市で伐採された縁で、サインを依頼したという。

 奥州市の月山神社の境内山林で切られた「月山松」で、直径約80センチ、推定樹齢は350~400年。長さ約16メートルの木材に加工し、天守3階の床を支えるはりとして使われる。

 名古屋市によると、大谷選手が今月、バンテリンドームナゴヤ(同市東区)で壮行試合を行ったWBCの日本代表と合流した際、松の根元部分にサインをもらったという。日付のほか、エンゼルスでの背番号「17」なども書かれている。

 20日に会見した河村たかし市長は「今をときめく大谷さんなので、市民にも喜んでもらえると思う。ぜひみなさんに披露したい」と話した。展示は5月7日まで。問い合わせは名古屋城総合事務所(052・231・1700)。(山下寛久)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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