政府の緊急事態宣言の期限が31日まで延長される中、大阪府内で7日、一部のパチンコ店が営業を再開した。吉村洋文知事は新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、引き続き休業を要請する考えを示した。
吉村氏は、宣言の延長後も大阪をはじめとする13の「特定警戒都道府県」で感染拡大防止の強い措置を行うことを念頭に、「現地確認して営業がわかれば、休業要請への協力をゼロからお願いする。ただちにやる」と述べた。
休業要請をめぐり、15日に段階的解除の可否を判断する対象施設として「パチンコ店を含め、クラスター(感染者集団)が発生していなければ感染拡大の防止策を取り、慎重にやってもらう方向だ」と説明した。
一方、大阪市の松井一郎市長は7日、パチンコ店の営業再開について「ギリギリの状態なんだろう。つぶれたら社員の家族全員が路頭に迷う。再開する気持ちは分かる」と述べた。同時に、客席の配置に余裕を持たせるなど「感染拡大にならないことを徹底的にやってもらいたい」と求めた。市役所で記者団に答えた。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment