大阪でライブ参加の女性、感染確認 同行者も肺炎症状

 京都市は3日、同市在住の50代女性について、新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。京都府内の感染者は3人目。市によると、女性は複数の感染者が確認された大阪市のライブハウスでのライブに参加していたという。

 市によると、女性は飲食店のアルバイトをしながら、派遣社員として金融機関で勤務していた。現在は平熱でせきの症状はない。2月15、16日、大阪市都島区でライブに参加。21日に発熱し、24日に京都市内の医療機関を受診した。その後、熱は下がり、25~29日は仕事をしたという。

 ライブの参加者に感染者が確認されたとの報道を受け、今月2日に京都市に相談。検査の結果、3日夕方に陽性だと判明した。4日に入院予定だという。

 女性は通勤に京都市バスや地下鉄などを利用していたため、市は3日夜から女性が利用したとみられる路線の車両と駅を消毒している。

 2月15、16日のライブにこの女性と一緒に参加した京都市内在住の50代の女性には肺炎症状があるという。現在検査をしており、4日午前中に結果が判明する予定。16日は別の女性を含む計3人で同じライブハウスを訪れたが、別の女性に発熱などの症状は出ていないという。(高嶋将之)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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