大阪で新たに70人の感染確認 軽症者らの自宅療養を開始(産経新聞)

 大阪府は11日、府内で新たに70人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち感染経路不明者は51人。陽性確認のための検査件数は352件で、陽性率は19・9%だった。府内で確認された感染者数は766人に達した。この日は入院か入院待機中の軽症者らの自宅療養を始め、13人が対象となった。

 入院か入院待機中の感染者は累計で600人を超えた。自宅療養は、専門治療が必要な重症者らの病床を確保するのが狙い。13人のうち入院中は2人、自宅での入院待機中が11人。

 自宅療養の対象者は(1)高齢者(2)基礎疾患がある人(3)抗がん剤などを使っている人(4)妊婦(5)同居者に(1)~(4)に該当する人がいる-のいずれもあてはまらないことが条件。

 さらに、外出せず訪問者も受け入れないなどの留意点を順守することが求められる。同居者がいる場合は部屋を分け、食器やタオルなどを共有しないほか、マスクの着用や手洗い、消毒の徹底を行う。

 対象者は1日2回、自身で健康状態を観察し、電話による1日1回の保健所のチェックに応じることも義務付けた。14日間発熱などの症状がなければ、保健所の判断を経て解除される。今後増加が想定される陽性確認の検査を優先し、解除前に陰性確認の検査は行わない。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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