大阪府は24日、府内で新たに216人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。300人を下回るのは2日連続。また4月21日から5月23日にかけて、50~90代の男女35人の死亡が確認された。府内の感染者数は延べ9万8020人、死者は計2163人になった。
重症患者は318人で、そのうち29人は中等症病床などで治療を続けている。府が確保する重症病床(348床)の使用率は83・0%となった。
入院中の軽症中等症患者は1531人で、確保病床(2322床)の使用率は65・9%になった。
また、15~21日の1週間で、基礎疾患のない大阪市の30代男性が、保健所からの最初の連絡が来る前に亡くなっていたことも判明した。これで病院で治療を受ける前に、自宅などで亡くなった患者は計20人になった。
同市保健所によると、4月28日に医療機関から届いた発生届で、30代で軽症、基礎疾患もないとなっていたため、連絡を後回しにしたという。男性は5月3日に死亡した。
市保健所では4月30日時点で、感染経路を特定する「疫学調査」の翌日以降への持ち越しが828件に上るなど、業務が逼迫していた。
また、クラスターが発生した高齢者施設と障害者施設内では、13~19日に7人が死亡したと発表した。これで施設内クラスターによる死者は計45人になった。
また、新たに4人がインド株に感染していることが確認されたと発表した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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