大阪府の吉村洋文知事は1日、新たに民間病院「阪和第二病院」(大阪市住吉区)を新型コロナウイルスの感染者の専門病院とすることを明らかにした。患者の転院調整など準備が整い次第、運用を開始する。新型コロナ専門の病院は大阪市立十三市民病院(同市淀川区)に続いて、府内で2カ所目となる。
吉村氏は府庁で記者団に「重症化リスクの高い軽症の高齢者を中心に受け入れたい。病床の確保のためには、コロナ専門の病院をつくることが非常に重要だ」と話した。
阪和第二病院は全114床。今後、コロナの患者を受け入れる病床数などは調整していくという。吉村氏は「運営する同じグループの病院の中で(転院を)受け入れてもらい、スタッフも含めて応援をいただけると聞いている」とした。
一方、中等症患者の専門病院となる十三市民病院で、一般の入院患者の転院や退院が完了したことが1日、分かった。施設整備を行い、コロナ専門病院として本格運用を始める。
結核患者用の病床で約20人の感染者を治療していたが、今後は一般病床でも受け入れる。全263床のうち、当面稼働するのは90床となる見込みという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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