大阪市東住吉区のマンション一室で住人のパート従業員、吉川昭仁さん(48)が頭から血を流して死亡していた事件で、大阪府警捜査1課は29日、吉川さんを殺害したとして、殺人容疑で知人の同市阿倍野区西田辺町の無職、松邑(まつむら)豊容疑者(68)を逮捕した。「交友関係をめぐって口論になりハンマーで殴った」と容疑を認めている。
逮捕容疑は22日午後1時50分から24日午前3時50分ごろまでの間、東住吉区矢田の吉川さんの部屋で、吉川さんの頭を鈍器のようなもので複数回殴り、死亡させたとしている。松邑容疑者は28日午後、東住吉署に1人で出頭していた。
捜査1課によると、室内には血のようなものが付いたハンマーが残っていた。22日午後のマンションの防犯カメラには、2人が一緒にいるところが写っていたという。24日未明には、松邑容疑者がマンションを出る姿が写っていたが、吉川さんの姿はなかった。
同署員らが25日に吉川さんの遺体を発見。布団の上にあおむけで倒れ、全身に毛布などが掛けられていた。
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