大阪の路上での殺人事件、知人の男を逮捕 忘年会直後に刺殺した疑い

 大阪市平野区平野南3丁目の路上で昨年12月31日未明、近くの新田浩之さん(55)が知人の男に刺されて死亡した事件で、大阪府警は2日、同区加美南3丁目の職業不詳、稲掛躍(いながけたかし)容疑者(55)を殺人容疑で逮捕したと発表した。稲掛容疑者は「殺すつもりはなかった」と、殺意については否認しているという。

 捜査1課によると、逮捕容疑は31日午前1時20分ごろ、平野南3丁目の飲食店を出てきた新田さんの右脇腹を包丁(刃渡り約15センチ)で刺して殺害したというもの。2人は地元の同級生で、直前まで計十数人で忘年会の2次会をこの店で開いていた。稲掛容疑者は事件の約50分前に店を出てコンビニエンスストアで包丁を購入して店内に戻っていたという。

 新田さんは間もなく死亡が確認され、死因は失血死だった。同課が動機について調べている。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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