大阪ダブル選 維新代表「相手がどういう布陣を組もうが、一致団結」

寺沢知海

 大阪府知事大阪市長のダブル選(4月9日投開票)について、知事、市長ポストを押さえる大阪維新の会の国政政党・日本維新の会の馬場伸幸代表は5日、同市内での記者会見で、「相手がどういう布陣を組もうが、一致団結して戦いを進める」と語った。

 ダブル選をめぐっては、維新に対抗する政治団体「アップデートおおさか」が同日、知事選に大阪芸術大学客員准教授の谷口真由美氏(47)、市長選に市議で自民党所属の北野妙子氏(63)の擁立を発表。選挙戦に向けて各陣営の動きが本格化している。

 維新はこの日、大阪市内のホテルで党大会を開催。馬場氏は統一地方選で党勢拡大をめざす考えを改めて訴えた。大会後の会見で馬場代表はダブル選について、「13年間の実績と、これから大阪がどうなっていくかを真摯(しんし)に訴え、力を結集して戦っていく以外にない」と述べた。

 知事選ではこれまでに共産党元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)と大阪維新代表で現職の吉村洋文氏(47)がそれぞれ立候補を表明。市長選では、維新が大阪府議の横山英幸氏(41)の擁立を決定している。(寺沢知海)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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