大阪府と大阪市などは16日、2025年大阪・関西万博に出展する「大阪パビリオン」の企画を担う推進委員会を立ち上げた。総合プロデューサーには健康医療分野に詳しい森下竜一・大阪大学大学院教授が就き、「健康・医療」「食」など分野別プロデューサーも置く。
この日開いた推進委の設立会合で決めた。会長には吉村洋文知事が就いた。推進委は今後、大阪パビリオンの展示内容の検討や基本計画の策定を進める。インターネット上の仮想パビリオン「バーチャル大阪館」についても検討し、今年秋の開設を目指す。
大阪パビリオンのテーマは、「生まれ変わり」や「再生」の意味がある「REBORN(リボーン)」と決まっている。吉村氏は会合で「大阪の素晴らしさを世界に発信したいし、とんがったパビリオンにしたい。国に制度改革なども働きかけたい」とあいさつした。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル