大阪府は10日、新型コロナウイルスへの感染が同日確認された123人のうち、8人が大阪商業大学高校(大阪府東大阪市)の同じ部活動に所属する男子生徒だったと発表した。これまでの発表で感染経路が不明だとされていた人のうち1人も同じ部活動に所属していたことが新たに確認され、感染者は計9人となった。いずれも軽症か無症状。府はクラスター(感染者集団)が発生したとみて調べている。同校は16日までの閉館を決めているという。
また、123人の中には、これまでにクラスターの発生が確認されている大阪市内の2カ所の医療機関や、池田市の高齢者施設の患者や職員ら計16人が含まれているという。
10日時点の入院患者のうち軽症・中等症は436人で、軽症・中等症向け病床(計1069床)の使用率は40・8%。5月21日に緊急事態宣言が解除されて以降、初めて40%を超えた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル