大阪市教育委員会は22日、緊急事態宣言が出た場合の市立小中学校と幼稚園の対応を、各校園に通知した。幼稚園は午前だけに。小中学校は自宅でのオンライン学習を基本とし、部活動は原則休止。公式戦などがある場合も練習は試合の3週間前からとし、平日は1時間、休日も2時間程度とする。
市教委によると、幼稚園では、希望者には午後5時までの「一時預かり事業」は続ける。幼稚園・小中とも、5月31日までの修学旅行や宿泊学習、通常の校・園外活動は延期または中止に。宣言期間中の運動会も延期か中止、その後に開く場合も通常授業再開後、一定期間を経た後にする。
21日に市教委が発表した通り、昼食を用意できない家庭に配慮するため、小中学生は給食を食べるために登校する。だが、その他の時間は主に、配布されたタブレット端末などを使って自宅でオンライン学習する。小1が端末を持ち帰るかどうかは、学校ごとに判断する。ただし、小中とも希望すれば児童・生徒を学校で預かる。
オンライン双方向学習については模索を続ける。ネットワーク環境への負荷を分散させるため、宣言中に最低1度は、区ごとに割り当てられた時間に接続テストをする。(宮崎亮)
・幼稚園は午前保育。一時預かり事業は継続
・小中学生は自宅でオンライン学習後、登校して給食など
・部活動は原則休止。公式戦がある場合は3週間前から
・5月31日までの修学旅行や校・園外活動は延期か中止
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル