大阪市は21日の市議会委員会で、市が設置する火葬場5カ所のうち1カ所を新型コロナウイルスに感染した死者専用として運営していると明らかにした。2月に入ってからの死者急増に対応するためで、当面続ける方針だという。
委員会での市環境局の答弁によると、10日から八つの火葬炉がある鶴見斎場(同市鶴見区)をコロナ専用とし、1日18人の火葬を行える態勢を整えた。
市は感染対策として、当初からコロナ死者の受け入れを鶴見斎場に限り、コロナ以外の死者の火葬終了後にコロナ死者4~5人の火葬を行っていた。しかし、府内のコロナ死者の急増に伴って火葬待ちの状況が生じたため、鶴見斎場をコロナ死者専用に切り替えた。市環境局は「さらに稼働時間を延長して対応したい」とする。(新谷千布美)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment