2022年4月の統合をめざす大阪府立大と大阪市立大が、統合後のメインキャンパスを大阪城そばの森之宮地区(大阪市城東区)に25年度に移す基本構想案をまとめた。両大学を運営する「公立大学法人大阪」が27日、府・市主催の副首都推進本部会議に提案する。
異なる自治体が設置する大学同士の統合は全国初。統合後の学部入学定員は約3千人を想定し、国公立大では大阪大、東京大に次いで3位の規模となる。
基本構想案によると、新キャンパスは森之宮地区にある未利用の市有地を活用。約1千億円の事業費を見込み、現在、大阪市、堺市、羽曳野市、泉佐野市の府内5カ所に点在する両大学のキャンパスの一部を売却し、財源にあてる計画だという。
新キャンパスでは1、2年生ら…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル