大阪府74人の感染を確認　京都市では医師感染（MBSニュース）

　新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、大阪府では新たに７４人の感染が確認されたほか、京都市では総合病院に勤務する医師が感染しました。

　大阪府で新たに感染が確認されたのは７４人で、府内の感染者は９６８人となりました。このうち約７割の感染経路が分かっていません。緊急事態宣言の対象となっている大阪府では遊興施設などに休業要請を行っていますが、吉村知事は、個人事業主に一律５０万円、中小・零細企業に１００万円の支援金を給付する考えを明らかにしました。時短営業の要請に応じた飲食店などについても支払う方針で、府内の６万ほどの事業者が対象になるという考えを示しています。京都府では新たに５人の感染が確認され、このうち１人は京都第一赤十字病院の男性医師（２０代）で、病院では院内の消毒を行い、新規の外来患者の受け入れを停止することにしています。また、奈良市では感染していた９０代の男性が死亡したと発表しました。奈良県内で感染した人が死亡したのは初めてです。